契約社員で住宅ローン審査に2度通った体験談を紹介【マンション・戸建て】

2021年6月15日住宅ローン

Alexander SteinによるPixabayからの画像

私が勤めているゲーム業界では、契約社員という雇用形態は珍しくありません。変な話ですが、正社員を断って契約社員で居た時期もありました。現在は正社員ですが、分譲マンション、戸建てを購入した時はどちらも契約社員でした。更には転職もしていたので勤め先も変わっています。

契約社員ですと住宅ローンを諦めている人も多いかと思いますが、全く通らないという訳ではないので、私の体験談を紹介したいと思います。

この記事で分かる事
  • 契約社員でも住宅ローン審査は通る
  • 勤続年数はとても重要
  • 転職していても条件次第では住宅ローン審査は通る

契約社員でも住宅ローン審査は通る

私は最初にマンションの購入の為に住宅ローンを組んでいますが、その後、戸建てへの住み替えの為に住宅ローンを別の銀行で借り直しました。 そのどちらも契約社員の時に住宅ローン審査を通しています。その間に転職していた事もあり、住宅ローン審査時の状況も色々と違いました。

住宅ローンを組みたいけれど、契約社員なので諦めているという人も居るかと思いますが、銀行から条件を提示される事はありましたが住宅ローンを組む事が出来ました。

提携ローンと非提携ローン

住宅ローンには、提携ローンと非提携ローンが存在します。私はどちらもローンも経験があります。

提携ローン

提携ローンとは、不動産会社と金融機関とが提携して購入者に融資する住宅ローンです。
金利が安い、ローン審査が通りやすい等のメリットがあります。
また、不動産会社に手付金を提携ローンの頭金に充てる事が出来ます。
提携ローンの場合、売買契約後に銀行都合で住宅ローンが組めなくなった時でも、違約金が発生しない事が殆どです。自己都合の場合は提携ローンでも違約金は発生します。

非提携ローン

非提携ローンとは、購入者自身で金融機関へ住宅ローン審査を申し込み借りる住宅ローンです。
本人が選んだ金融機関を自由に選べるのがメリットです。
売買契約後に、住宅ローンの本審査が通らなくなった場合、不動産会社へ違約金の支払いが必要になります。

住宅ローンの仮審査が通ったら不動産会社と売買契約を結びます。本審査は融資を受ける少し前に受けます。マンションの場合は、売買契約から実際に融資を受けるまで半年~1年くらいの間が空く事があります。仮審査が通っていると、本審査に落ちる事はまずないらしいです。

どちらのローンにも共通しているのは、自己都合で住宅ローンの本審査に落ちた場合、違約金が発生する事です。

知り合いには、本審査前に転職した結果本審査に落ちた人がいます。その人は違約金を払うか高い金利で融資を受けるの選択になり、高い金利で融資を受けていました。

マンションの住宅ローン審査

マンション購入用の住宅ローン審査をした時の状況を纏めておきます。

マンションの住宅ローン審査時の状態
  • 30代前半
  • 既婚
  • 東証一部上場企業で契約社員
  • 返済率24%
  • クレジットカードを複数枚所持
  • 野村不動産のマンション

提携ローンでは、三井住友銀行が審査が通りました。金利も当時としては安いほうでした。ですが、担当してくださった野村不動産の営業の方が、非提携ローンになるけれど千葉銀行に伝があり、そちらでも住宅ローンを組める可能性があるので申し込みしてはどうですか?と聞かれたので、千葉銀行の審査に通した所、無事審査に通過しました。

三井住友銀行の方は提携ローンという事もあり特に条件は無かったのですが、千葉銀行は条件が色々ありました。契約社員という事で、信用を得る為にこのような条件が提示されたのだと思っています。

千葉銀行の住宅ローンの条件
  • 30年ローンが上限
  • クレジットカードのキャッシング枠、リボ払い枠をゼロにして、分割払いも不可とする
  • 預金残高を提出する

30年ローンが上限というのは、ローン期間が長いと月々の支払いが少ないので、貯蓄をせずに浪費した結果、収入が落ち込む年齢になった時返しきれなくなる事を気にしている感じがしました。実際に、融資担当者と話をした時に、そういう心配をしているような話がありました。

バブル世代に多いという事例を聞いたことがあるので、仕方がない事だと思います。彼らは好景気の金利が高い時に住宅ローンを組んで、更には退職金を当てにしていたけれど不況になった結果退職金も余りでなかった結果、住宅ローンを返済しきれないという流れですね。

クレジットカードは審査に通す前に色々調べて知っていたのですが、やはり銀行としては気になるようです。私はこの時にクレジットカードを1枚だけ残して他は全て解約しました。残った1枚も条件に合致するように、JCBにお願いして制限をかけて貰っています。

千葉銀行の住宅ローンは住み替えの時に完済していますが、このクレジットカードの制限はずっとそのままにしています。普通に考えたら必要のない機能ですからね。

預金残高は、手付金、諸費用がきちんとあるかの確認だけです。株などの現金以外の状態で資産を持っている人もいるかと思いますが、そこまでの開示は求められません。

手間を考えると三井住友銀行の方が楽でしたが、千葉銀行の方が低金利でしたから手間をかけてでも千葉銀行で借りる事にしました。

戸建てへの住み替えの住宅ローンを審査

戸建ての住宅ローンを組む時には住み替えという事になるので、住宅ローンの審査の難易度がぐっと高くなったように感じられました。

戸建てへの住み替え時での住宅ローン審査時の状態
  • 30代後半
  • 既婚
  • 中小企業で契約社員
  • 住み替えの伴う住宅ローン
  • 返済率 28%
  • 三井不動産レジデンシャルの戸建て

提携ローンで審査をお願いして、三井住友銀行とJAバンクが審査に通りました。この時、審査に通らなかった金融機関に指摘されたのは勤続年数の短さです。契約社員は勤続年数が一番気になるようです。当時は、勤続年数は2年でしたが、3年あれば通る。という返事だったそうです。返済率については特に言及は無かったと担当してくれた方が仰っていました。

非提携ローンは申し込みませんでした。後述しますが、住み替えが伴う場合、非提携ローンはかなりリスクが高くなるからです。

住宅ローンがある人が、新たに住宅ローンを組んで住み替えをするには以下の二通りの方法があります。

  • ダブルローンを組む
  • 今住んでいる住居の住宅ローンを完済してから、新しい住居の住宅ローンを組む

ダブルローンが組める人は、ダブルローンを選択すると思います。現在の住宅ローンを維持した状態で、住み替え先の住宅ローンを新たに組み、その後以前の住居を売却して住宅ローンを完済する。という流れです。

知り合いを見ていると、半年~1年かけて物件を売却していますが、ダブルローンを長期間維持するのは金銭的に辛くなるので、後半になると値下げして売るような感じでした。この時、前の住居を賃貸に出すと住宅ローンの契約違反になります

三井住友銀行は、このダブルローンが許可される代わりに金利が高かったです。想像以上に高かったのですが、その理由が、固定金利と変動金利を組み合わせたローンなら許可する。という内容でした。ちょっとありえないくらいの返済額になるので、このローンを組んでまで住み替えしなくて良いと思いました。

JAバンクは、ダブルローンが許可されませんでした。ですので、今住んでいる住居の住宅ローンを完済する為に、住居を売りに出す事にしました。この時は提携ローンが有利に働きます。提携ローンの仮審査が通っているので、不動産会社と売買契約を結び指定の期間内に住宅が売れなくても違約金無しで売買契約を解除出来ます

JAバンクの住み替えに伴う提携ローンの条件
  • 指定された期間内に現在の住宅ローンを完済
  • ローン返済期間は30年が上限
  • 預金残高を提出する

同じ会社で私より15歳ほど年配の方が住み替えをしていたのですが、その方は正社員なので安い金利でダブルローンを組めていました。しかも35年ローンです。ここは正社員と契約社員の違いがはっきりと出たところだと思っています。

最初はこんな短い期間でマンションを売るなんて無理だ。と思っていましたが、意外と直ぐに売れました。住んでいたマンションを2週間で売却した時の話はこちらの記事で紹介しています。

まとめ

条件が多少厳しかったりはしますが、契約社員でも住宅ローンが組めるのが分かったかと思います。私は返済率は若干高い方だと思います。理由は、目立った支出が他にないからですね。旅行好きな人だったり、お金のかかる趣味がある人は住宅ローンの返済率はもっと低くなるかと思います。

後は、野村不動産、三井不動産レジデンシャルのような大手ですと提携ローンが通りやすいみたいです。住みたい物件に住むのが一番なので、無理に提携ローンがある物件を選ばなくても良いとは思います。

また、住宅ローンを組む時は2回ともFPに相談しています。無料で相談出来ますが、保険の勧誘があるので不要なら断る事が大事です。

1つの金融機関で審査に落ちたからといって、他の金融機関で通らない訳でもないので、諦めずにいくつか受けてみるのも手だと思います。

マンションから持家に住み替えた経緯はこちらの記事で紹介しています。