mineoから楽天モバイルへの移転・iPhone XRでのeSIMの利用方法も紹介
今までmineoを利用していたのですが楽天モバイルへと契約を変更しました。楽天モバイルを契約した一番の理由はRakuten UN-LIMIT VIのサービス内容が魅力的だったからです。何故に楽天モバイルに契約を変更したのかを説明したいと思います。
また、iPhone XRのSIMフリー版で利用していたmineoからMNP移転でeSIM契約をしてみたのでその手順も紹介します。
mineoから楽天モバイルへと契約を変更した理由
我が家では家族の2回線分をmineoで契約していました。
私は通話をしないのでmineoで3GBデータ通信と従量制の通話(通話料:税込 10円/30秒)がセットになったプランを利用していました。
妻はLINE以外の通話が必要でしたので、3GBのデータ通信とmineoでんわ10分かけ放題を税込935円/月で契約していました。
私のmineoの12月の利用料金は1,608円円でした。在宅ワークという事もあり常に自宅のWi-Fiを利用しているのでデータ通信量は1GB以下です。
料金内訳 | 金額 |
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1,608円 | |
金額内訳 | |
デュアルタイプ(3Gコース)基本料 | 1,661円 |
家族割引(デュアルタイプ) | -55円 |
ユニバーサルサービス料(mineo) | 2円 |
妻のmineoの12月の利用料金は2,565円です。
料金内訳 | 金額 |
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2,565円 | |
金額内訳 | |
デュアルタイプ(3Gコース)基本料 | 1,661円 |
家族割引(デュアルタイプ) | -55円 |
mineoでんわ 10分かけ放題(12月分) | 935円 |
通話料(11月分) | 22円 |
ユニバーサルサービス料(mineo) | 2円 |
4月1日からサービスが始まるRakuten UN-LIMIT VIが通話し放題+データ通信無制限(速度制限あり)で、3GB以下の利用ですと税込1,078円/月です。mineoに比べると私も妻もどちらも楽天モバイルの方が圧倒的に安くなります。
また、在宅ワークで常に自宅にいるので私も妻も一ヶ月のデータ通信量は1GB以下です。そうなると、Rakuten UN-LIMIT VIでは月額利用料金が0円になる訳です。
Rakuten UN-LIMIT VIは4月1日からサービスが始まりますが、今Rakuten UN-LIMIT Vを契約しても4月1日から自動的にRakuten UN-LIMIT VIへと切り替わります。
また、先着300万名限定で1年間の基本料金無料キャンペーンを展開しているので、今申し込んだ方がお得だと思いました。
Rakuten UN-LIMIT V契約者数200万名突破キャンペーンが実施されているので、200万名が既に契約しているのが分かります。Rakuten UN-LIMIT VIが発表された事で、今後はもっと早いペースで枠が埋まっていくかと思います。
Rakuten UN-LIMIT VIの通信量1GBは1回線目のみ
Rakuten UN-LIMIT VIは1GB以下の通信量の場合、利用料金が0円になりますが、それは契約している1回線目のみです。つまり、複数回線契約していても最初の1回線しか0円になりません。

1GB以下のデータ通信量の回線を複数契約する場合、それぞれの回線を別名義で契約した方が圧倒的にお得です。特に、楽天モバイルには家族割は無いですし、家族割があったとしても980円以上安くなる可能性は低いと思います。
家族で回線を分けるのはそれ以外にもメリットがあって、友達紹介キャンペーンが利用出来ます。
【楽天モバイル】「Rakuten UN-LIMIT V」ご紹介特典 | 楽天モバイル
紹介者に1500ポイント、紹介された方に1000ポイント貰えるので、家族で2500ポイントも貰えます。
データ通信速度を確認する
楽天モバイルは楽天回線エリア内であれば高速データ使い放題ですが、国内のそれ以外のエリアでは通信量が5GBを超過すると最大1Mbpsまで、海外では通信量が2GBを超過すると最大128kbpsまで通信速度が低下します。
私はWi-Fi通信が殆どでモバイル通信を行わないので楽天モバイルで十分ですが、住んでいる地域が楽天回線エリア内なのかどうかを十分に確認した方が良いでしょう。
楽天モバイルの通信エリアはこちらのサイトで確認できます。
通信・エリア | 楽天モバイル (rakuten.co.jp)
既に楽天モバイルに契約していてAndroidの人は「my 楽天モバイル」アプリでも確認できるそうです。
楽天回線とパートナー回線のどちらに接続しているかを確認したい | よくあるご質問 | 楽天モバイル (rakuten.co.jp)
楽天モバイルに対応している端末を確認する
今回は妻の回線だけを楽天モバイルへと契約変更しました。
妻の回線だけを契約変更したのは、妻が使っているiPhone XRは楽天モバイルに対応していましたが、私のiPhone 8 Plusですと楽天モバイルのプランに対応していなかったからです。対応端末はこちらで確認できます。
ご利用製品の対応状況確認 | 製品 | 楽天モバイル (rakuten.co.jp)
特にRakuten Linkアプリに対応していないと無制限無料通話が使えないのできちんと確認しましょう。
また、iPhone XRはeSIMに対応しているので、手続きを簡略化する為にeSIMで申し込んでいます。
mineoから楽天モバイルへのMNP移転までの流れ
mineoから楽天モバイルへのMNP移転をWebの手続きだけで全て完了しました。店舗に行かなくて良いですしeSIMを利用した事もあってSIMの宅配を待たなくても良いのでとても便利です。
mineoからMNPを取得
mineoマイページからMNP予約番号を取得します。「各種サポート」から「解約・MNP予約番号発行」を選択します。

この時、パケットシェアされているとMNP予約番号を発行できません。パケットシェアの解除は「ご契約サービスの変更」「パケットシェア変更」から選択できます。
最初にパケットシェアのリーダー(代表者)となっている人が他の契約者のパケットシェア解除手続きを行い、次に他の契約者のmineoメールアドレスに承認通知が届くので、mineo マイページ内の「パケットシェア変更」ページで承認します。
最初にパケットシェアのリーダー(代表者)となっている人が他の契約者のパケットシェア解除手続きを行い、次に他の契約者のmineoメールアドレスに承認依頼メールが届くので、mineo マイページ内の「パケットシェア変更」ページで承認します。
私は商承認依頼メールが届くのが遅かったので、直接mineo マイページで確認したら直ぐに承認する事が出来たので、そのまま承認したら無事パケットシェアを解除出来ました。

MNP予約番号を発行するとメールで必要な情報が送られてきます。後は、楽天モバイル契約時にその情報を入れるだけです。
楽天モバイル契約に必要な物
楽天モバイル契約には、以下の物が必要です。
- 本人確認書類
- 楽天会員ユーザID、パスワード
- クレジットカード、銀行口座情報
本人確認書類は運転免許証をiPhoneで撮影して提出するで終わりました。妻は既に楽天会員登録していたので新規で契約しませんでしたが、家族それぞれ別名義にするにはそれぞれ楽天会員が必要かと思います。
楽天モバイル申し込み
楽天モバイルの公式サイトから「新規/乗り換え(MNP)お申し込み」を選んで申し込みに進みます。
楽天銀行とか楽天カードなどを色々勧めてきますが、Rakuten UN-LIMIT Vのみを選択して契約に進みます。1年間の基本料金無料が適応されていると契約料金が0円になります。また、MNP転入事務手数料も0円なので1年間は本当に0円で利用出来ます。
私は既に持っているiPhone XRのSIMフリー版を利用するので新たに端末は契約しませんでした。
楽天会員の登録が済んでいれば契約手続きはスムーズに進みます。
my 楽天モバイル
契約が完了したら「my 楽天モバイル」アプリをダウンロードします。契約手続きの進行状況や利用料金等を確認できるアプリです。
「申し込み履歴」で契約手続きの状況を確認できます。ですが、更新が遅く既に荷物が届いていても配達中のステータスになっていたりします。
「お申し込み回線」は最初は本人確認書類の確認中ですが、暫くすると転入手続き中に代わります。

数日すると自宅にスタートガイドという冊子が届きます。冊子の裏には本人確認用のQRコードが張り付けてあります。
後は基本的にスタートガイドの説明の通りに手続きするだけです。最初に冊子の裏のQRコードをカメラで読み取り本人確認します。説明ではMNP転入前にQRコードで本人確認しないと手続きに時間がかかるとありましたが、MNP転入手続きの後に本人確認しても直ぐにMNP転入手続きが終わりました。

MNP転入手続きが終わると今まで使っていたSIMカードが使えなくなるのでモバイル回線に繋がらなくなります。私はこの時点でSIMカードを取り出して破棄しました。
eSIMのセットアップ
「my楽天モバイルアプリ」から「開通手続きをする」を選ぶとeSIMセットアップ用のQRコードが表示されるので、別の端末でQRコードを表示させてeSIMをセットアップしたい端末で読み取ります。

QRコードを読み込むとモバイル通信プランの追加画面に進みます。そのまま追加すれば問題ないです。

Rakutenへの接続確認
「設定」アプリから「モバイル通信」を選択します。

最初は副回線として認識されるのですが暫くすると主回線に切り替わります。表示もRakutenと表示されており楽天モバイルの回線に繋がった事が分かります。

Rakuten Link(通話無料アプリ)
楽天モバイルに転入した一番の理由の通話し放題ですが、Rakuten Linkアプリ経由での通話のみが国内通話無料の対象になります。
忘れずにインストールしておきましょう。iPhone標準の通話アプリはアイコンをデスクトップから削除してしまって、Rakuten Linkアプリをショートカットに置いています。
まとめ
今回、mineoから楽天モバイルに移転しましたが1年間は毎月の利用料金が0円になるので、mineoの月額料金の2,565円 x 12 = 30,780円が確実に制約出来ます。
更に、毎月のデータ通信量が1GB以内であれば利用料金がずっと0円なので、明らかにお得です。
楽天の決算資料を見れば分かりますが、モバイルセグメントは圧倒的な赤字です。設備投資の負担も大きいですがサービス単体の利益は余りでない程に安くサービスを展開しているという事だと思います。auやdocomoは利用料金が高いのでかなりの黒字ですよね。

楽天としては楽天グループのサービスを利用する事で楽天市場での買物のポイントアップ(SPU)があるので、もしかしたら楽天市場の為の囲い込みが目的で楽天モバイル単体で利益を上げる事は余り考えていないのかもしれないですね。
今は設備投資の真っ最中ですし、1年間の基本料金無料キャンペーンもやっているので赤字は暫く続きそうです。