現在使っているWindows PCのストレージ容量が足りなくなったのでSSDを増設する事にしました。
SSDはNVMe接続でM.2端子の製品が高速なので、そちらの製品にしました。
ですが、私の使っているPCにはM.2端子が標準搭載されていないので、更にM.2をPCI Expressに変換して接続できるようにするアダプターも購入しました。
M.2 NVMe SSD
M.2端子のNVMe接続のSSDは細長いスティックのような形状をしているのが特徴です。
最近のSSDでは主流となっているSSDとなります。
Read/Write速度は製品次第なのでばらつきはありますが、私が今回購入したSSDは最大読込速度 3500MB/秒とスペック表記に書いてありました。
もう少し価格の高い製品を購入することでより高速なSSDを手に入れる事もできますが、私のパソコンのPCI Expressの空きスロットの速度的には3500MB/秒程度が程良かったというのがあります。
ハイエンドモデルでは6600MB/秒という製品もあるのでPCI Expressのスロット次第ではこちらの製品のパフォーマンスを十分に発揮することができるかと思います。
M.2 PCI Express変換アダプター
私のPCにはM.2端子がないので、M.2端子からPCI Express接続端子へと変換する為のアダプターを購入しました。
今回購入したのはこちらの製品です。
購入の決め手になったのは価格が高すぎない点と、PCIe 4.0 X4 (64Gbps)という点です。
64Gbpsは8000MB/秒と同じ意味となります。今回購入するSSDの最大転送速度が3500MB/秒なので8000MB/秒もあれば十分な帯域が確保できていると言えます。
私のPCの場合は、PCIe 3.0 X4のスロットしか空いていなかったので4000MB/秒程度の転送速度しか出ません。ですので、M.2変換アダプター、SSDが8000MB/秒に対応していても4000MB/秒までしか速度が出ないという事になります。
SSDは転送速度で価格が大きく違いますが、M.2 PCI Express変換アダプターは性能で価格がそれ程変わらないのでこちらの製品にしています。
最近のSSDは発熱が凄いのでヒートシンク付きを購入しています。
実測値
CrystalDiskMarkを使用して早速ベンチマークを取ってみました。
シーケンシャルのReadで3489MB/秒出ているので殆どスペック通りに値が出ています。
驚いたのはReadだけではなくてシーケンシャルWriteも3203MB/秒とかなり高い数字が出ている点です。
まとめ
M.2 NVMe SSDとM.2 PCI Express変換アダプターは2つ合わせて14,000円で購入したのですが2TBも容量を拡張できただけでなく3500MB/秒という高速なストレージを手に入れることができて非常に満足度の高い結果となりました。
初めてM.2 NVMe SSDを使用したのですが、余りにも手軽に利用できるので驚きました。
NVMe SSDは基本的に発熱量が多く、頻繁にアクセスする場合には必ずヒートシンクの使用をお勧めします。ストレージですので動作が不安定になると簡単にデータが壊れてしまいます。
今回は非常に満足の高い買い物になりました。