2021年12月時点での資産運用額は6,446,181円、運用損益は-541,337円でした。
12月は新型コロナウィルスの変異株のオミクロン株の影響で、絶賛株式が暴落中なので運用損益がかなり悪くなっていますが、それが無くても個別銘柄の成績が悪くてかなり前回に比べてマイナスが膨らみました。
資産運用額が増えているのは、秋になって個別銘柄をいくつか購入したこと、更には積立投資を行っているのと、円安が進んでドルで持っている銘柄の資産評価額が上がったのが大きいです。
前回の資産運用の結果はこちらの記事です。
$PLTR PALANTIR TECHNOLOGIES INC
Palantir Technologiesは2021年Q3決算後のまさかの暴落があったので、評価額がかなり下がりました。
パランティア テクノロジーズ A PLTR NYSE | 18.98USD 2,145円 | 420 (0) | 36.66USD 3,876円 | 15,397.20USD 1,627,920円 | 7,971.60USD 901,269円 | -7,425.60USD -726,651円 |
決算内容のポイントは、売上が前年同期比+39%だった点です。Q2では+49%でしたし、Q1も+49%でした。ここにきて+39%までダウンした事が、売りが増えた一番の理由だと思っています。
売上が+30%以上の成長を維持しているので良好だと思うのですが、IPO銘柄ですので+40%以上でないと売りの対象になるみたいです。
ガイダンスとしては2025年まで年間+30%程度の成長を見込んでいるとあるので、このまま放置して持っておこうかと思います。どこまで下がるのか分からないので買い増しもしない予定です。
$AI C3.ai
C3.aiはこれ以上下がる事はないだろう。と思っていたら更に下がりましたね…凄い下がりっぷりです。
シースリーエーアイ A AI NYSE | 29.75USD 3,363円 | 70 (0) | 168.82USD 17,667円 | 11,817.40USD 1,236,690円 | 2,082.50USD 235,447円 | -9,734.90USD -1,001,243円 |
Q2の決算の主なポイントです。
- 前年同期の4,130万ドルから5,830万ドルに増加し、前年同期比で41%増加
- 1株当たり純損失。GAAPベースの1株当たり純損失は、前年同期の(0.39)ドルに対し、(0.55)ドルとなりました。
- 顧客数は、前年比63%増の104社になりました。
- プロダクションアプリケーションは、業種の多様化が進み、前年同期の7業種から、22年第2四半期には14業種に拡大し、農業、金融サービス、ライフサイエンス、ヘルスケア、製造業などで顕著な拡大が見られました
- 防衛・諜報分野における公共部門のビジネスを大幅に拡大し、米空軍への新たなプロダクション配備、米宇宙軍との新たなビジネス、ミサイル防衛庁との追加ビジネスを行いました
C3.aiは今まはRoyal Dutch Shell、Baker Hughesと原油業界との取引で大きな売り上げを上げてきました。ですので、新型コロナウィルスの影響で原油価格が暴落し、原油業界の収益が悪化した時、C3.aiの成長も鈍化しました。
ですが、最近はC3.aiの取引先の原油業界がコロナ過前の勢いを取り戻しつつあるのと、脱炭素に向けての天然ガスの需要の高まり・価格の高騰という流れもあってC3.aiの収益は今後良くなると考えています。
取引業種が7業種から、14業種に拡大したのは大きいです。特に、軍関係の取引が増えています。
C3.aiもPalantir Technologiesと同じで何処まで価格が下がるのか分からないので、買い増しはしないで放置します。どちらも5年、10年後にプラスに成っていれば良いかなと思います。
$RDS.B ROYAL DUTCH SHELL PLC
少額ですがロイヤルダッチシェルを購入しました。上がり始めてから購入したのでちょっとマイナスが出ています。決算後に下がった時に買い増ししたのですが更に下がったのでそれでもマイナスです。最近戻ってきたので、今後は上昇してコロナ過前の価格には戻ると思っています。
ロイヤル ダッチ シェル ADR B RDSB NYSE | 43.42USD 4,909円 | 75 (0) | 48.30USD 5,510円 | 3,622.50USD 413,250円 | 3,256.50USD 368,179円 | -366.00USD -45,071円 |
購入した理由は、高額配当銘柄だからです。株価が下がっても配当で利益を得られますし、今は割安だと思ったからです。
2021年12月6日の配当利回りは3.78%です。コロナ過による原油安が落ち着いて、業績が回復すれば配当利回りはかなり高くなると考えています。
chevronと迷ったのですが、ロイヤルダッチシェルにしました。理由は、ロイヤルダッチシェルのB株はイギリス株なので現地での税が免除される事です。配当で継続的にインカムゲインが欲しいので税が免除されるのは大きいです。
ちなみに、バークシャー・ハサウェイは最近chevronを買い増ししています。スーパーメジャー銘柄が割安だったのは確かだと思います。
ロイヤルダッチシェルは分社化の話があるのと、本社をオランダから撤退してイギリスに置く事になっています。オランダ政府・裁判所から税制・脱炭素で厳しく取り締まられているので、オランダから撤退したかったのでしょうか。
物言う株主ローブ氏、シェルに分社化要求-株式7.5億ドル相当を取得 – Bloomberg
シェル、「ロイヤル・ダッチ」外し本社英国に 戦略実行力を強化 | ロイター (reuters.com)
$VMEO Vimeo
サブスクリプションの収益が良く、顧客数も増加傾向にあるので購入したのですが、予想外に下がりました。下がりすぎてびっくりです。
ヴィメオ VMEO NASDAQ | 18.47USD 2,088円 | 42 (0) | 32.56USD 3,718円 | 1,367.52USD 156,156円 | 775.74USD 87,705円 | -591.78USD -68,451円 |
少額しか購入していないのですが、余りにも下がりすぎて酷い損失が出ています。
VimeoはIACから分社化、上場した企業です。有料の動画配信サービスの会社です。昔はYouTubeをシェアを競っていたのですが、最近は有料動画配信サービスとして特化する事でシェアを伸ばしています。
動画の品質がYouTubeに比べて圧倒的に良いのと、動画配信者が課金するので視聴者は広告なしで高品質の動画を見られます。
WTI原油ETF
WTI原油ETFは、短期取引を目的として購入したので全て利確しました。+27万円前後の利益が出ています。
Baker Hughesの株を買おうかどうか悩んでいたので、情報をチェックしていたのですが、Baker Hughesが毎月発表している原油採掘リグの稼働数が上昇した事と、毎週発表されているWTI原油の在庫が上昇した事を受けて、$84の時に一気に全て売却しました。
結果として最高値付近で売却出来たので良かったです。
投資信託・ETF
投資信託・ETFは着実に利益が出ています。何も考えなくても利益が出続けているので、個別銘柄をこれ以上購入するのは止めて投資信託・ETFに的を絞ろうかと思っています。
投資信託はこちらの3つを購入する事にしました。
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- 大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100
ETFはこちらの3を購入しています。
- $QQQ INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1
- $SPXL DIREXION DAILY S&P 500 BULL 3X SHARES
- $TECL DIREXION TECHNOLOGY BULL 3X SHARES
SOXL DIREXION DAILY SEMICONDUCTOR BULL 3X SHARESも興味があるのですが、今は高すぎるので手を出していません。
この辺りを定期的に積み立てていって利益を出していく事を考えています。
QQQは既に+20%の利益が出ているので、iFreeレバレッジ NASDAQ100を購入する事にしました。
投資信託・ETFは大きく下がった時に買い増しをして、利確はしないで10年くらい放置する予定です。
タックスロス・セリング
今年は利確した利益が+70万円以上あるので、含み損が出ているPalantir TechnologiesとC3.aiはいくらかは売却しようかなと思います。
源泉徴収税が戻って来る分まで売却したら、後は持っておこうとは思っています。戻ってきた源泉徴収税と現金化したお金は、投資信託・ETFに入れようかと思っています。後はロイヤルダッチシェルを買い増すのもありかもしれません。
欲を言えばParantir TechnologiesとC3.aiを買い戻したいのですが、この2つの銘柄は成績が悪いので買い戻しはリスクが高いかなと思っています。