食洗機は時短になるだけでなく経済的【口コミ・レビュー】

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ビルトイン食器洗い乾燥機
ビルトイン食器洗い乾燥機

我が家では食洗機(食器洗い乾燥機)に対応している食器は全て食洗機で洗っています。

食洗機を使う事で家事の時間を短縮出来るのはもちろん、手洗いするよりも経済的です。

食洗機は正しく使わないと洗い残しが発生する事があります。私も食洗機を使い始めた頃は洗い残しが発生する事がよくありました。

食器の並べ方、食器の種類、得意な汚れの種類、食洗機に入れる前の処理、食洗機用洗剤の変更とやれる事は色々と試してみました。そして、洗い残しは少しの改善で防ぐことができます。

食洗機を使いこなす事で時短と節約の両方を実現できるのです。

食洗機の時短性能

食洗機を使う大きな理由に家事の時間短縮があります。

私は家事に費やす時間はなるべく短くしたいので、殆どの食器・調理器具を食洗機で洗っています。

私が食洗機に食器を入れる時間と取り出す時間の合計は5~10分程度です。食器洗い乾燥機ですので、乾燥された状態で出てきますから、拭く手間も不要です。

やる事は3つだけです。

  1. 食器の汚れを軽く流しながら食洗機に並べる
  2. 洗剤を入れてスイッチを入れる
  3. 乾燥が完了したら取り出して並べる

食洗機対応の箸・お椀を使う

殆どのお皿、器は食洗機に対応しているのですが、箸とお椀は食洗機対応の物を選んで購入しています。

普段使う全部の食器、箸を食洗機で洗えないと、結局一部の食器をする事になるので時短になりません。

私は食器を買い替える時に必ず食洗機対応の食器を買うことで徐々に食洗機対応の製品だけで揃えました。

箸やお椀は漆器で揃えたい!という方も多いと思います。私もそうです。そして、漆器でも食洗機対応の製品があります

並べやすい食器で揃える

食洗機を使っても思ったように時短が出来ていない方は、食器を食洗機内に並べる時に手間取っている印象があります。

時短の為には、食洗機に対応している食器を使うだけでなく、並べやすい食器で揃える事も重要です。

一番並べやすい食器とは、形が揃っている食器のことです。

同じ大きさのお皿でも、皿の深さが違うとスペースを最大限に活用出来ません。同じ形状の物が揃っていると、沢山の食器を入れても綺麗に洗えるので洗い残しも減ります

リンナイ食器洗い乾燥機

こちらの動画を見ると分かるのですが、お茶碗は全て同じ物を並べていますし、お汁椀は必ず同じ物が揃っています。特に、茶碗やお椀は口が広くて底が狭い方が沢山並べられます。

食器の形状がばらばらでは、洗い残しが出ないように食器でパズルをする事になります。そして、食洗機で思ったように時短が出来ていない方は、このパズルに時間を取られている方が多いはずです。

食器の形状を揃える事で驚くほどの時短が出来ます。

我が家では波佐見焼の食器を良く利用しています。軽くて食洗機に対応しているので扱いやすいからです。

ゴム手袋を付ける

これは意外かもしれないですが、後述する洗い残し対策の件もあってゴム手袋を付けると時短になります。

ゴム手袋を付けることで、手が汚れるのを気にせずにテキパキと食器を並べる事が出来るので、効率が良いのです。

私は最初はゴム手袋を付けないで作業していたのですが、試しにとゴム手袋を付けてみたのですが余りにも快適過ぎてびっくりしました。ゴム手袋は予想以上に良かったです。

ゴム手袋は食洗機を動かしている間はシンクにかけていますが、普段は食洗機の中にしまっています。

食洗機の洗い残し対策

食洗機で時短が出来ても洗い残しが発生しては意味がありません。洗い残しが発生しないような工夫も大事です。

時短の為の工夫の項目でも触れていますが、同じ形状の食器で揃えることは洗い残し対策にもなります。

食器を入れすぎない

食洗機は手洗いするより経済的なので、無理して沢山詰め込む必要はありません。

食洗機は洗剤を溶かし込んだ温水を勢いよく食器にぶつける事で汚れを落とします。ですので、水流が届く程度の隙間が必要です。

詰め込み過ぎると、水流が十分に庫内へといきわたらなくなり洗い残しが発生してしまいます。

洗い残しが発生するくらい無理に食器を詰めるのではなく、食器を2回に分けて洗った方が良いです

1日に2度食洗機を動かしてもそれ程光熱費への影響は殆どありません。

食洗機は油汚れは得意だが炭水化物系の汚れは苦手

食洗機を使うたびにどの種類の汚れがどれくらい残っているのか確認しました。そこで分かったのは、食洗機が得意な汚れと不得意な汚れがあるという事です。

食洗機が得意な汚れは水溶性の汚れ・油汚れです。カレーなどの汚れ物はかなり綺麗に落ちます。油でべとべとになっている食器でも綺麗になります。

逆に食洗機が不得意な汚れは固形物です。炭水化物に含まれるデンプンが特にそうです。

米粒が食器に付いていると洗い終わっても小さい餅の様になった米粒がそのままくっついています。

食洗機は洗剤を溶かしたお湯で一度洗い、次にお湯を取り替えて濯ぎを行い、最後に乾燥させます。

固形物は下水に流すと詰まるので食洗機の中に残るようにフィルターがあります。つまり、固形物の汚れが混じっていると一緒に濯ぎ・乾燥をする事になります。

ですので、食洗機に投入する前に確実に固形物は落とした方が良いです。

磁器の食器はたわしが使えるので、軽くたわしで表面を撫でて汚れを落としています。洗う必要はなくて軽く表面の固形物を落とすだけで良いです。

たわしが使えない食器も軽くすすぐ程度で固形物は落ちます。

この程度では余り時間を取らないので、時短は出来ます。

食洗機用洗剤はジョイがおすすめ

いくつかの食洗機用の洗剤を試しましたが、ジョイが一番良かったです。洗い終わりの嫌な臭いもしません

最初は食洗機用の洗剤としてフィニッシュを利用していました。使っていた理由は使い始めた頃にクリスタと比較してみてフィニッシュの方が汚れが落ちたからです。

ですが、フィニッシュは洗い残しが多かったです。それだけでなく、洗浄後の食洗機内の臭いが気になりました。結構嫌な臭いがします。

スーパーではジョイの詰め替え用は売っているのですが、何故か詰め替え用容器本体は売っていないので通販で購入しました。

ジョイ・ジェルタイプもおすすめ

ジョイにはジェルタイプがあります。

試供品を試した事があるのですが、ジェルタイプでもしっかり汚れが落ち、嫌な臭いも発生しません。

ジェルタイプはこぼしたとしても片付けが楽なのと、計量が要らない等のメリットが大きいのですが、小さい子供がいるとゼリーと間違って食べそうで怖いです。

Amazonの定期お得便を利用した場合の価格で1回の利用時の洗剤の価格を調べてみました。

粉末タイプには軽量スプーンが付いており擦切り一杯で10gです。酷い汚れでも10gで十分です。

1回の洗浄時の価格
粉末タイプ 10g 約5.49円
ジェルタイプ 1個約13.87円
ジョイ 粉末タイプとジェルタイプの価格比較

粉末タイプの方が半額以下で購入できるのもあって、私は粉末タイプを使っています。

食器洗い乾燥機は経済的

リンナイの食洗機を使っているので、リンナイのサイトで確認しましたが、食洗機は手洗いに比べて光熱費・水道代が安くなります。

食洗機手洗い
電気・ガス代42.9円73.4円
水道使用量12L103.2L
食洗機と手洗いの光熱費・水道使用量の比較

メーカーや型番によって性能差はありますが、基本的に食洗機を利用する方がお得になります。

食洗機は200Vの電圧を必要とするので電力消費量が高めですが、食洗機を使う前と後で光熱費・水道代は余り変化が無かったです。

1日2回食洗機を使っても、光熱費・水道代が極端に高くなるという事はないです。

我が家はエネファームがあるので、電力消費量・お湯の使用量をリアルタイムで確認出来ます。食洗機に入らない大きさのフライパン、鍋を洗っている時は凄い勢いでお湯が減っていきます。

食洗機はそれ程お湯を使いません。温度が足りない時には電気で沸かしているみたいで、給水直後は電力消費量が多いですが、ある程度時間が経つと電力消費量も少なくなります。

まとめ

食洗機はうまく使えば確実に時短できます。

時短できない方は、食洗機対応の食器・箸で揃えられているか?食器を食洗機の庫内に並べやすいように形状を揃えられているのか?を確認すると良いと思います。

そして、洗い残しが発生するくらいなら、何度かに分けて食洗機で洗うことをおすすめします。食洗機は手洗いするよりも圧倒的に経済的なので、複数回に分けて洗うことはデメリットにはなりません。