ジュニアNISAを利用する為に子供の証券口座を開設してみました。未成年の口座を開設するというのは初めてでしたが、スムーズに手続きをする事が出来ました。
子供の証券口座を開設してジュニアNISA利用するまでの流れを紹介したいと思います。
ジュニアNISAとは?
ジュニアNISAは毎年80万円の投資枠が最大5年間非課税になる制度です。
株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益が非課税の対象です。
ジュニアNISA口座に入っている資産は18歳まで払い出しに制限がかかります。3月31日時点で18歳である年の前年12月31日までの間は、原則として払出しができません。ただし、災害等やむを得ない場合には、非課税での払出しが可能です。
投資可能期間は、2016年~2023年となっております。
ジュニアNISAを利用できる方
ジュニアNISAは以下の条件に当てはまる方であれば利用する事が出来ます。
- 日本にお住まいの0歳~19歳の方(口座を開設する年の1月1日現在)
お子さんが自分で管理が出来ない場合には、二等親以内の親族(両親・祖父母等)が代理で管理する事が出来ます。
未成年者の証券口座開設に必要な物
SBI証券で子供の証券口座を開設には、これらの物が必要になります。
- 親権者のSBI証券口座
- 子供のマイナンバーカード
- 子供名義の銀行口座
- 住民票(続柄の記載があるもの)
マイナンバーが分かる物+身分証明書が必要なので、マイナンバーが記載されている住民票があるとそれだけで足ります。
お子さんのマイナンバーカードが無くて、マインバー通知カードのみの場合は、保険証、運転免許証、パスポート等の身分証明書のコピーの提出が必要です。
お子さんが顔写真付きの本人確認書類(運転免許証、パスポート等)をお持ちの場合には、住民票の代わりにそちらを利用出来ます。
親権者のSBI証券口座
親権者のSBI証券口座の開設が必須となります。
私は既にSBI証券口座を開設していたので問題ありませんが、親権者のSBI証券口座を開設するまでは手続きを開始する事は出来ません。
子供名義の銀行口座
子供名義の銀行口座も必須となります。こちらも銀行口座が開設されるまでは、SBI証券口座に子供の口座を開設する手続きを開始する事が出来ません。
住信SBIネット銀行は15歳未満は口座を作成できません。また、証券会社の口座に送金する時にネットバンキングが使えた方が便利ですので、ネットバンキング機能が充実している銀行での口座開設がお勧めです。
私は以前に子供の口座を三井住友銀行で作成しておりましたので、その口座を利用しました。妻に口座の作成を依頼していたのでネットバンキングの利用登録をしているかどうかあやしかったのですが、暗証番号が分かればWEBの手続きだけで直ぐに利用開始出来て便利でした。
三井住友銀行の口座からSBI証券の口座へと送金する時は手数料をSBI証券が負担してくれるので、三井住友銀行への入金時の方法にさえ気を付ければ手数料負担なしでSBI証券の口座へと送金できます。私は、私の住信SBIネット銀行の口座から無料の振込み枠を利用して送金しています。それ以外にも三井住友銀行のATMへと赴けば無料で入金出来ます。
振込手数料が無料・入金が即時に反映される銀行はこちらです。
ジュニアNISA口座の開設手続き
親権者のSBI証券口座・子供の銀行口座が揃ったらジュニアNISA口座開設手続き専用のページから解説手続きへと進む事が出来ます。
WEBでの手続きが完了すると、自宅に書類が送られてきます。必要事項の記入と本人確認書類を同封して返送します。約1週間程度で口座は解説されますが、ジュニアNISAの手続きは割と時間がかかるようで2~3週間は待つ事になります。
子供のSBI証券口座へのログイン
SBI証券の口座開設が完了すると、ログイン情報が送られてきます。
また、それ以外にも親権者の口座を経由して子供の口座へとログインする事も可能です。「口座管理」 > 」お客様情報 設定・変更」のページ内にある「未成年者口座確認」を選択する事で、子供の口座へとログイン出来ます。
親権者の口座で取引する時には親権者の取引パスワードが必要です。
ジュニアNISAが解説されると、ジュニアNISA買付余力が通常の買付余力とは別枠で表示されるようになります。証券を購入する時にどちらの枠として購入するか選択する事が出来るようになっています。
SBI証券のジュニアNISA口座への入金方法
SBI証券のジュニアNISA口座へは、親の銀行口座からは直接入金出来ません。
一旦、子供名義の銀行口座へと入金します。その後に子供のSBI証券口座へとログインして入金手続きをします。
三菱UFJ銀行、三井住友銀行の両方で入金したことがありますが、どちらもオンラインバンキングを通じて直ぐに入金出来ます。
まとめ
子供の証券口座を作成して教育資金を積み立てておくには便利なので、子供の証券口座を一緒にジュニアNISA口座も開設してみました。
非課税期間中に売却するかどうかはその時の状況次第になると思いますが、まずは初めてみようかと思いました。非課税期間が5年間と少ない割には18歳になるまで引き出せないので、中学・高校で必要な資金はジュニアNISA口座からは引き出す事は出来ないので注意が必要です。
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