今まではティファールの鍋を使っていたのですが、形が歪んだりテフロン加工が剥げてきたので、ツヴィリングのステンレス製の鍋に買い替えました。
今回購入したのは、ツヴィリングのバイタリティ(Vitality)シリーズのシチューポット(両手持ちの20cm鍋)とソースパン(片手持ちの16cm鍋)です。どちらもガラス製の蓋が付属しています。
ティファールから乗り換えた理由
ティファールの鍋は基本的に消耗品なので数年間使ったら買い替えが必要です。今までに3回ほどティファールの鍋・フライパンセットを購入していますが、今回はツヴィリングへと乗り換える事にしました。
主な理由は3つあります。
- ティファールの鍋・フライパンは形が歪みやすい
- テフロン加工が剥げたら買い替え必須
- 取り外しできる取っ手が壊れやすい
ティファールの鍋・フライパンは形が歪みやすい
ティファールの鍋・フライパンは軽さを重視している為か非常に薄いです。ですので、取っ手を持って使っているとそのうち取っ手の取り付け部分が歪んでいきます。
形が歪んでしまうと蓋がきちんと閉まらないので、保存用の蓋をして冷蔵庫に入れる事が難しくなります。
蓋が出来ないのでサランラップをかけたいのですが、ティファールの製品はサランラップが張り付きにくい加工がされていて、うまく張り付かないのです。
そんな理由から、形が直ぐに歪んでしまうティファールは扱いが難しいと思いました。
テフロン加工が剥げたら買い替え必須
ティファールの鍋とフライパンはテフロン加工が施されています。テフロンは2-3年使っていると確実に剥がれてきます。
テフロンが剥がれた状態で使用を続けると剥がれたテフロンが料理に混ざるので、テフロンを食べてしまう事になります。ですので、テフロンが少しでも剥がれてきたら確実に買い替えが必要です。
取り外しできる取っ手が壊れやすい
取っ手部分が可動式になっているので、段々と劣化していき扱いづらくなっていきます。
具体的には取っ手を鍋から外そうとしてもうまく外れなかったり、逆に閉まりづらくなっていきます。食洗機で取っ手を洗う事で中の油分が洗い流されてある程度持つのですが、それでも徐々に劣化していきます。
2-3年でテフロン加工が剥げるので、取っ手もそれに合わせて2-3年の寿命で設計されているのだと思います。取っ手が外せるのはしまう時に便利なんですけれどね。
ステンレス製の製品で検討
ティファールからの買い替え先としてステンレス製の製品で検討しました。
ステンレス製品に絞った理由は、食洗機に対応している事と形が歪まない事です。それにステンレス製品は汚れや傷が目立たないのも良い点です。
黒が基調になっている我が家のキッチンにはステンレスの色が似あうので、それも理由の1つでね。
ツヴィリング Vitalityシリーズ
ツヴィリングのVitalityシリーズは本体はオールステンレス、蓋はステンレスとガラスで作られており、食洗機対応という事で、ツヴィリング Vitalityシリーズの鍋を購入しました。
ツヴィリング Vitality シチューポット 20cm 3L
Amazonの写真は何故か青っぽい色なのですが、実際は銀色です。
20cm 3Lの鍋なのでシチュー・みそ汁を調理するのにとても便利な大きさです。ステンレス製なので重量(蓋込みで)は1.3Kgと若干重めです。ティファールに比べると明らかに重いです。
ガラス製の蓋も一緒に付いてくるので、みそ汁が余った時には蓋をして冷蔵庫に入れてあります。蓋はガラス製でステンレスの縁取りと取っ手が付いているのでそれなりに重いので、しっかりと閉まります。
量手持ちの取っ手と蓋の取っ手は火にかけると直接触れないくらい熱くなります。直接触らないように気を付けましょう。
ツヴィリング Vitality ソースパン 16cm 1.5L
ツヴィリング Vitality ソースパンは1.5Lの方手持ち鍋です。
重量(蓋込み)で1Kgとやや重いのですが、取っ手もステンレス製で重量がある関係で持ってみるとそれ程重さを感じないです。ティファールよりは確実に重さは感じます。
こちらも蓋が付属しており、それなりの重量があるのでしっかりと閉まります。
こちらは火にかけていても本体の取っ手が熱くなる事はありません。蓋の取っ手は熱くなるので気を付けてください。
ツヴィリング Vitalityシリーズの使い方
ツヴィリングに限らずステンレス製の鍋を使う時には必ず余熱をしっかりします。自ら沸かす場合は予熱は不要です。
ステンレス製の鍋は強火・中火で長時間使うと焦げ付いてしまいます。十分に温度が上がったらきちんと弱火にする事が重要です。
他の鍋でもそうですが、火がなべ底からはみ出ないようにしましょう。基本的になべ底は三層構造で強くなっているのですが、側面はなべ底より薄く作られています。
また、なべ底から火がはみ出ている分は、加熱にはそれ程影響がないので無駄に強火になっているとも言えます。
焦げ付いたら重曹でお手入れ
焦げ付いてしまったら重曹で落とす事が出来ます。
味噌汁は焦げ付きやすいです。この状態になると食器洗い洗剤とスポンジで擦っても落ちないので重曹を使います。
鍋に水を入れて重曹を鍋底全体に広がるように入れます。弱火で火を付けて、水が沸騰したら重曹が溶けて透明になるまで待ちます。その後、火を止めて水が冷めるのを待ちます。
基本的に重曹で焦げ付きは落とす事が出来ます。写真ですと若干残っていますが、鍋の縁に近い部分なので重曹がうまく触れていなかったのだと思います。
ツヴィリング Vitalityシリーズは食洗機に対応
ツヴィリングのVitalityシリーズは本体も蓋も食洗機で丸ごと洗えます。本体は場所を取るので大型の食洗機じゃないとなかなか洗う機会がないとは思いますが、蓋を食洗機で洗えるととても便利です。
ツヴィリングの製品でも素材になっているステンレス鋼によっては食洗機に利用できない製品もあります。
バーミキュラとの使い分け
今回3L、1.5Lと小さめの鍋を紹介しましたが、もっと大きな鍋はバーミキュラを使っています。バーミキュラはツヴィリングのステンレス鍋に比べて圧倒的に重いのですが、その分しっかりと食材に熱が伝わる構造になっています。ですので、カレーなどの大量に作る料理やある程度の圧力をかけて調理した方が良い場合にはバーミキュラを利用しています。
特にお肉を柔らかく煮込みたい時などにはバーミキュラの方が向いていると思います。
バーミキュラの鍋はこちらの記事で紹介しています。