Cat6Aの10GBASE-T(10Gbps)LANケーブルを自作・配線してLAN環境を構築する方法【戸建て・DIY】

2021年7月17日CAT6A,LAN,LANケーブル,RJ-45,かしめ工具,サンワサプライ,パンドウイット,ラチェット,外皮向き工具

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戸建ての住宅を購入したのですが、宅内のLANケーブルの配線は自分でやる事にしました。電気工事業者に頼んで配線して貰う事も出来るのですが、自分で出来た方が将来的にLANケーブルを配線し直したりする時に便利なので、DIYにチャレンジしました。

LANケーブルの配線、加工は初めてでしたが無事作業をする事が出来ました。通信環境も何も問題なく使い続けられています。

Wi-Fi接続だけで有線LANケーブルを配線しない方もいるかと思いますが、有線LANの方が圧倒的に通信が安定しています。特にオンラインゲームをプレイされる方は有線LANケーブルでの接続がお勧めです

購入した工具と材料

LANケーブルを配線するのは初めてでしたので工具を新たに購入しました。また配線するLANケーブルと接続するコネクタを一緒に購入しています。

今回は将来性を考えて10GBASE-T規格の製品で揃える事にしました。通信速度は最大10Gbpsです。LANケーブルの配線を何度も行うのは大変ですので、10GBASE-T規格のLANケーブルを配線する事をお勧めします。

今回は将来性を考えて10GBASE-T規格の製品で揃える事にしました。通信速度は10Gbpsまで出ます。LANケーブルの配線を何度も行うのは大変ですので、10GBASE-T規格のLANケーブルでの配線をお勧めします。

LANケーブルの規格がCat6Aの製品を使いました。Cat7のLANケーブルも人気みたいですが壁のコンセントを考えるとCat6Aの物が手に入りやすかったです。

私は6か所に配線したので100m分購入しました。宅内の配線が終わった時10~20m程度しか残りませんでした。更には余った分で機器とルーター・L2スイッチの間に丁度良い長さのケーブルを自作して配線しました。

今回はLANケーブルを6か所に配線しているので6か所分の金額です。

業者に頼んだ場合

内容金額
派遣費7,000~30,000円
LAN配線(1本)7,000~8,000円
料金の目安

簡単に調べた程度ですが、各作業の単価はこのような感じではないでしょうか?

業者に頼んだ時の費用

合計:約49,000円

DIYの場合

次に、私が実際に作業するのに使った機材を紹介します。全て新規に購入しました。

自作用のCat6AのLANケーブルを100m分購入しました。十字介在があるLANケーブルだと固くて曲げにくいのですが、配線同士で干渉しないためノイズが少なくなります。

LANケーブルの素材のRJ-45コネクタです。LANケーブルを切断して端に取り付けます。

皮むき工具はLANケーブルの皮を向いたり、配線をコネクター部分に通す時に真っすぐ整える時、更には余った配線の切断、コネクター部分の固定にも使います。必須の工具です

RJ-45コネクタのかしめ工具です。これが無いとLANケーブルは自作できません。皮むき工具を使って工作したLANケーブルとRJ-45コネクタをモジューラージャックになっている部分に嵌めて握るだけなので使い方は簡単です。

壁のコンセントにLANケーブルを配線するにはRJ-45コネクタではなくて、JISプレート用ジャックを取り付けます。パンドウイットの製品は取り付けやすくてとても良かったのでお勧めです。

パンドウイットのJISプレート用ジャックを簡単に工作するのに使う工具です。なくても作業出来るらしいですがそれ程高くないので購入しました。工具をケチると失敗して時間を食ったりするので余りケチらない方が良いと思います。

DIYの費用

合計:33,870円

注意

将来を見据えてCAT6Aで配線しています。余り速度の出ないLANケーブルを使ってしまうと、数年後に配線しなおしという事になるかもしれません。

金額の差

こうして比較してみると、業者に依頼する時の費用は、DIYに比べて約15,000円高い程度で済みますね。ですので、作業時間の確保が難しい人や、失敗する事を考えたら、業者に依頼するというのもありだと思います。

私は、パソコンも自作だったりするので、パソコン関係の事は自前でやれるようになりたい、というのもあり、DIYにしました。

配線作業

配線作業はオレンジのPF管にLANケーブルを通す作業になります。

我が家では殆どの配管に最初からワイヤーが通されていたのでワイヤーにLANケーブルを括り付けて反対側から引っ張りました。

結構強くワイヤーを引っ張る事になるのでしっかり括り付けたうえでガムテープで強く固定しました。その部分は断線しているかもしれないので、切り捨てています。

私が一番手間取ったのは既に電話線が引かれている配管でした。その配管にはワイヤーが無かったので、新しくワイヤーを通そうとしたのですが電話線が邪魔で通らなかったのです。

そこで、電話線にワイヤーを括り付けて引っ張りだし、その後でLANケーブルと電話線を一緒に括り付けて引っ張りました。

注意

私が作業した限りではワイヤーは必須でした。ワイヤーがないと無駄に作業に時間がかかるので、購入する事をお勧めします。

LANケーブルにRJ-45コネクタを取り付ける

配線が終わったら、LANケーブルの両端にRJ-45コネクタを取り付けていきます。

LANケーブルの加工はこちらの動画が参考になります。私がサンワサプライの製品で揃えたのは、LANケーブルの自作方法が詳しく紹介されていたのが主な理由です。

壁のコンセントにジャックを取り付ける

コンセントに取り付けたパンドウイットのジャックキットはとても良かったです。説明書の通りに作業するだけで簡単に取り付けられました。

我が家のコンセントはかなり大きくLANケーブルのジャックを簡単に取り付けられる状態でした。コンセントが小さい人は拡張が必要なので大変かもしれません。

パンドウイット Cat6A RJ45

LANケーブルのレベルチェック

配線とLANケーブルの加工が終わったら最後は接続確認して終わりです。

本来はLANテスターを使うべきですが、私は両端にルーターとHubをそれぞれ接続しインジケーターが光るかどうかで確認していました。

LANテスターはそれ程高くないですし断線が気になる人は購入するのも良いかと思います。

パンドウイットのコンセント用ジャックは一度も失敗はなかったのですが、RJ-45コネクタの方は最初は裏表を間違って配線したりと失敗する事がありました。LANテスターを使うとそういう失敗に直ぐに気付けるかと思います。

LANケーブルの自作は最初の1本目は本当に大変でしたがその後はコツを掴めたので作業時間がどんどん短くなりました。

まとめ

DIYして良かったこと

・ぴったりの長さでLANケーブルを配線出来る
・工具が手元にあるのでLANケーブルを直ぐに作れる
・作業していて楽しかった

費用だけを見ると、それほどお得感はないですが、DIYして良かったですね。配線してから半年以上経ちますが、何も問題なく使えています。