クーベルのフライパンは軽くてお手入れが簡単なおすすめ品【口コミ・レビュー】

クーベル ステンレスフライパン
クーベル ステンレスフライパン

クーベルのフライパンを実際に使ってみてのレビューをする機会を頂きました。

今回お借りしたのはステンレスとアルミニウム製の24cmフライパンです。

表面はステンレスなのですが、熱伝導効率を良くするために中層にはアルミニウムが使われている「アルミクラッド3層鋼」で作られています。

以前からステンレス製のフライパンに興味はあったのですが、なかなか良い物がなく今まで一度も使ったことがありませんでした。今回使ってみて、お手入れの簡単さにびっくりしました。

そして、クーベルのフライパンは何といっても軽いのが特徴です。ステンレス製のフライパンなのに僅か816gなので、女性でも扱いやすい重さになっています。

色んなフライパンを試して分かったことですが、普段使いのフライパンは軽さが重要です。鍋にしても普段使いする調理器具は軽い物が使用頻度が高くなる傾向にあります。

表面がステンレスなので普段のお手入れが楽ですし、軽いので片手でも扱いやすいのがクーベルのフライパンの特徴です。

クーベルは圧倒的に軽いステンレスとアルミニウム製のフライパン

ステンレス、鉄製の調理器具は保温性が高く肉を調理するのに適していますが、重いのが難点です。

その中でクーベルのフライパンは816gと圧倒的に軽く作られています。

同じステンレス製のツヴィリングの24cmフライパンの重さは1.0Kgあります。

重いフライパンはどうしても使う前に身構えてしまうようになるので使用頻度が下がってしまいます。見落としがちかもしれないですが、軽さというのはとても重要です。

気楽に使える軽いフライパンの方が圧倒的に使用頻度が高くなります。

私もリバーライトの鉄製のフライパンを持っているのですが、肉を焼く時には良いのですが、それ以外では余り使わなくなっています。

リバーライトのフライパンはこちらの記事で紹介しています。

「マツコの知らない世界」でも紹介された燕市のフジノスが製造

クーベルのフライパンは、金属加工で有名な新潟県燕市にあるフジノスが製造しています。

フジノスは世界で初めてIHクッキングヒーター対応の業務用鍋を開発した会社です。その信頼性の高さは、IHクッキングヒーターのメーカーからも推奨されているほどです。

パナソニック、三菱電機、日立の三社の公式サイトで推奨IH製品ということで、フジノスの製品が紹介されています。日立は末尾がFJの製品がフジノスの製品です。

IHに適したあっせん鍋 | おしえて!IH | IHクッキングヒーター | システムキッチン | Panasonic

三菱電機 IHクッキングヒーター:推奨鍋ラインアップ (mitsubishielectric.co.jp)

IHクッキングヒーター:別売品:日立の家電品 (hitachi.co.jp)

この3社から推奨製品として紹介されているのはフジノスだけです。

熱伝導効率の良さの秘密は「アルミクラッド3層鋼」

クーベルのフライパンは「アルミクラッド3層鋼」を使用しています。

アルミクラッド3層鋼
アルミクラッド3層鋼

ステンレスは丈夫で保温性が高いのですが熱伝導効率はイマイチです。そうなるとフライパン全体が均一に温まらなくなってしまいます。

そこで熱伝導効率の良いアルミニウムをステンレスの間に挟むことによってフライパン全体が均一に温まるようになっています。

私もお湯を沸かしてみてびっくりしたのですが、フジノスの高い技術力によりフライパン全体が均一に温められた結果、水蒸気が綺麗に模様を描いていました。

クーベルステンレスフライパンでお湯を沸かした時の様子
クーベルステンレスフライパンでお湯を沸かした時の様子

底の僅かな凹みがポイント

フジノスの製品は底が僅かに凹むように製造されているということでした。

ステンレスが熱膨張すると底が盛り上がってしまいます。IHのような平らな面に置く調理器具で底が膨らんでしまうと安定性が悪くなってしまいます。

そこで、熱せられて膨張すると底が平らになるように製造されているそうです。

クーベル ステンレスフライパンの底
クーベル ステンレスフライパンの底

近づいてちゃんと見ると凹んでいるかも?という程度の僅かな違いでしかないのですが、そういうところに職人のこだわりが隠されているのだと思います。

IHでも充分な火力が引き出せる

クーベルのフライパンを使ってIHでお湯を沸騰させる
クーベルのフライパンを使ってIHでお湯を沸騰させる

IHクッキングヒーターのメーカーから推奨されるだけあって、IHで使っても十分な火力が出ます。

しっかりとお湯が沸騰するまで温めることが出来ますし、普段の調理には十分な火力が出せていました。

私が利用しているのは火力重視のパナソニックの携帯IHコンロで、最大出力は1400Wです。鍋料理の時に食卓まで持ち運べると便利なので購入しました。今は新型が出ています。

ステンレスフライパンのメリット

ステンレスは保温性に優れた金属です。

テフロン加工のフライパンと違い予熱に時間がかかりますが、高い保温性を活かして食材をじっくりと加熱することができます。

特に肉のような表面だけが焼けしまって中が生焼けになり易い食材では、保温性の高いステンレスのフライパンが向いています。

また、ステンレスはとても硬い金属ですので頑丈で長持ちします。

テフロン加工のフライパンは軽い代わりに簡単に歪んでしまったり、数年使うとテフロンが剥げてきてしまいます。

ステンレスのフライパンはそんなことはありません。当たり前のように10年以上使うことができます。

例えばクーベルのフライパンは15,000円しますが仮に10年使うとすると1年換算で1,500円です。

ティファールのフライパンは3,000円と安いですが2年しか持たないので1年換算で1,500円です。

つまり、どちらのフライパンを購入しても1年あたりの出費は同じです。それなら、性能の良いフライパンを購入した方がお得感がありますよね。

ステンレスフライパンはお手入れが簡単

ステンレス製のフライパンはお手入れが簡単です。

クーベルのフライパンは表面はステンレスなので、お手入れもステンレス製フライパンと同じです。

使用前に鉄のフライパンのように油通しはいりません。水滴が転がるまでしっかりと余熱をするだけです。

使用後は台所用洗剤とスポンジで擦るだけで殆どの汚れが落ちます。

クーベルのステンレスフライパンでローストビーフに焼き目を付ける
クーベルのステンレスフライパンでローストビーフに焼き目を付ける

ローストビーフに焼き目を付けると結構べったりと汚れが付きますが、これも台所用洗剤とスポンジで簡単に落ちます。

クーベルのステンレスフライパンでローストビーフに焼き目を付けて洗った後
クーベルのステンレスフライパンでローストビーフに焼き目を付けて洗った後

こちらの写真がローストビーフを焼いた後のフライパンを台所用洗剤とスポンジで洗ったものです。

力を入れなくても簡単に汚れが落ちます。一応たわしも使えるのですが、一度もたわしで擦ったことはないです。それくらい汚れに強いです。

回鍋肉・グラタンなどいくつかの料理を試しましたが、いずれも汚れが簡単に落ちました。特にグラタンは調理後数時間放置してから洗ったのですが、簡単に汚れがおちたのでびっくりしました。

使用した後は直ぐに洗うか、熱いうちにお湯を入れておくと汚れが落ちやすいです。ステンレスは錆びに強いのでそういうことが出来るので便利です。錆びないわけではないのでその日のうちに洗った方が良いです。

後述しますが、ご飯、やきそば、うどんなどは簡単に焦げ付きます。試しにチャーハンを作りましたが、やっぱり焦げ付きました。

焦げ付き以外にも、暫く使っていると使用感はどうしても出てきます。そういうのが気になる方は、重曹やお酢を使ったお手入れで綺麗にできます。

焦げ付きには重曹

ステンレスの調理器具が焦げ付いたときには重曹を使います。

  1. 鍋に水を入れて重曹を鍋底全体に広がるように入れます。
  2. 弱火で火を付けて、水が沸騰したら重曹が溶けて透明になるまで待ちます。
  3. 火を止めて水が冷めるのを待ちます。
  4. 台所用洗剤とスポンジで擦ると綺麗に落ちます。

チャーハンの焦げ付きも重曹で綺麗に落とすことができました。

白っぽい汚れと虹色の色づきにはお酢

クーベルステンレスフライパンの水道水のミネラルが原因で付着する白っぽい汚れ
クーベルステンレスフライパンの水道水のミネラルが原因で付着する白っぽい汚れ

白っぽい汚れは水道水に含まれるミネラルが原因です。お酢を使うことで綺麗に落とすことができます。

  1. 汚れがかくれるくらいお湯を入れたらお酢を大さじ1杯入れ、蓋を開けたまま10分ほど沸騰させます。
  2. 火を止めて、自然にお湯が冷めてから水を捨てます。
  3. 最後に食器用洗剤とスポンジで擦ります。

実際に上記の手順で綺麗に落とすことが出来ています。

クーベルステンレスフライパンの水道水のミネラルが原因で付着する白っぽい汚れを酢で落とした後
クーベルステンレスフライパンの水道水のミネラルが原因で付着する白っぽい汚れを酢で落とした後

ご飯、焼きそば、うどんなどの炭水化物系を炒めるのには不向き

唯一苦手なのがご飯、焼きそば、うどんなどの炭水化物系の炒め物です。それだけではべったりとフライパンにくっ付いて焦げ付いてしまいます。

苦手な食材を無理に調理してもお手入れが大変になるだけなので、そういう時は別のフライパンを使うことをおすすめします。

炭水化物系を炒めるのには、Ballarini(バッラリーニ)のグラニチウムコーディングのフライパンがおすすめです。全く焦げ付きや張り付きがなく、金属へらも使えて便利です。

Ballariniのフライパンはこちらの記事で紹介しています。

Makuake(マクアケ)達成率223%

クーベルのフライパンは、Makuakeのクラウドファンディングで達成率223%でした。

家族との時間が増える。一段上の料理を気軽に作れるステンレス フライパン|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス (makuake.com)

クラウドファンディングで購入した方の実際の感想を頂いているので紹介したいと思います。

  • 連続4回(洗わないで)焼いても調理できたのが、すごいと思いました。調理後、フライパンに焦げ付きがありましたが、説明書通りに洗ったら、きれいに取れたので、Q&Aも良かったです。
  • 直前に他のフライパンを購入したところで支援を迷いましたが、正直そちらのフライパンより使いやすいので、最近はクーベルばかり使ってます。
  • 長く使えるのではないかと期待してます。IHでも強火で使えるフライパンが欲しかったので重宝してます。
  • 調理後、フライパンに焦げ付きがありましたが、説明書通りに洗ったら、きれいに取れたので、Q&Aも良かったです。
  • いつもの餃子がパリッと焼けて美味しい。
  • 野菜炒めがいい感じに焼ける。

長く使えそう、使いやすいという意見が多いかと思います。

私もクーベルのフライパンの使用頻度はとても高いです。他のフライパンに比べて汎用性が高く、丈夫でお手入れがしやすいという点が圧倒的に便利なんです。

まとめ

クーベルのフライパンはステンレス製なので扱いやすいのが特徴です。ステンレスは保温性が高くお手入れが楽なので、利便性が高いです。

お手入れが楽な調理器具を使うことで、家事に費やす時間を短くすることができます。

その他にもクーベルのフライパンには圧倒的に軽いという特徴があります。ステンレス製のフライパンでここまで軽いのは珍しいです。

同じくステンレス製のツヴィリングは1.0Kgあります。

今回、クーベルのステンレス製のフライパンを使ってみて分かったことは、普段使いはクーベル、クーベルが苦手な炭水化物用にバッラリーニがあれば十分ということです。

毎日使うフライパンなので、お手入れが楽なこと、軽くて扱いやすいことが求められます。

クーベルのステンレスフライパンをその2点を満たしたフライパンです。

お肉は鉄で焼くんだ。という方は私のように鉄製のフライパンもあると良いとは思います。

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